高濃度ビタミンC点滴
高濃度ビタミンC点滴
概要
高濃度のビタミンCを点滴し、抗酸化力や免疫力を高めます。血液中のビタミンCは組織に移行する際に酸化されて過酸化水素を発生し、この過酸化水素ががん細胞を殺傷します。正常細胞には、過酸化水素を分解する酵素があるため、傷つけられることはありません。抗酸化力・免疫力の向上、コラーゲンの合成の補助、がんの抑制などの効果が期待できます。
1954年にノーベル化学賞を受賞したポーリング博士は、1970年代にビタミンCが免疫力増強や抗がん作用があることを権威ある科学総合雑誌「米国科学アカデミー紀要」に発表しておりましたが、医学界での評価が不十分で、がん治療としてのビタミンC投与法は普及には至りませんでした。
しかし、2005年、米国国立衛生研究所(NIH)、米国国立がん研究所(NCI)、米国食品医薬品局(FDA)に所属する科学者、およびアイオワ大学フリーラジカル放射線科研究部門のドクターら錚々たるメンバーが「米国科学アカデミー紀要」に「アスコルビン酸は選択的にがん細胞を殺す/ 過酸化水素を組織に運ぶプロドラッグとして作用」と言うタイトルの論文を発表したことにより、がん治療として高濃度ビタミンC点滴療法が一気に脚光を浴びることになります。
方法・頻度
点滴により投与します。 頻度は施術目的によりますが1週間~1カ月に1回となります。
所要時間
30分~1時間30分
作用機序
- 血液中のビタミンCは組織に移行する際に酸化されて過酸化水素を発生し、この過酸化水素ががん細胞を殺傷する。
- がん細胞を殺傷するのに十分な過酸化水素を発生させるためには、血液中 に高濃度のビタミンCが存在しなければならず、大量のビタミンCを経口摂取ではなく点滴で投与する必要がある(経口摂取では必要な血中濃度に達しない)。
選択性/安全性
- 正常細胞は過酸化水素を分解する酵素を十分にもっているため過酸化水素 により殺傷作用を受けるのはがん細胞のみである。
- 血液中ではビタミンCから過酸化水素は発生しないので血中の成分は破壊 されない。ビタミンCが毛細血管からしみだして組織に移行する際に過酸化水素が発生する。
- また、C型肝炎ウイルスなどウイルス性の感染症に対しても同様の機序で、 ビタミンC療法が効果を発する可能性がある。
- 高濃度ビタミンC治療により、全身にがん細胞が広がった方のがんが消えたり、 末期がんの方が快方に向かわれたなど、改善例の報告がある。
具体的な治療プラン
積極的ながん治療として行う場合
1回50~100gの投与を、週1~2回実施。治療効果を確認しながら、6カ月~1年くらい継続。
がん発生の予防を目的として行う場合
1回12.5~25gの投与を、月1~4回実施。
費用
高濃度ビタミンC点滴 施術料金
免疫力増進、美白、美肌、がん予防を考える方に
ダイエット、代謝の促進、脂肪燃焼、抗酸化作用、血行促進、がん予防を目指す方におすすめです。
成分:ビタミンC
ビタミンC 12.5g(所要時間:約30分) | 1回 | ¥6,600(税込) |
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10回コース | ¥59,400(税込) | |
ビタミンC 25g(所要時間:約60分) | 1回 | ¥12,100(税込) |
10回コース | ¥108,900(税込) | |
ビタミンC 50g(所要時間:約90分) | 1回 | ¥23,100(税込) |
10回コース | ¥207,900(税込) |
※穿刺部に内出血、軽度疼痛がある場合があります。
※薬剤によって具体的な副作用、注意点などが異なりますので医師カウンセリングの上施術致します。
※自費診療となります。
※効果には個人差がございます。