ハンドベインのご紹介

2014.12.13

皆さん、こんにちは。北青山Dクリニック院長・阿保義久です。

今日は、通称”ハンドベイン”という手や腕の浮き上がる血管の治療について紹介します。

加齢など、様々な原因で手の血管が浮き上がり、

「老け手」と称されることもありますが、

私が血管内レーザー治療に着手する前までは治療法は確立されていませんでした。

2006年に受診された、プロのピアニストの方から強い要望があり、

下肢静脈瘤のレーザー治療を応用して治療を行いました。

米国では、そのような治療を既に行っている医師がいらっしゃいましたが

この治療を手掛ける医師は、日本にはいませんでした。

初めての治療の経過が、非常に良かったので、

以来、希望される方には外来治療で提供しています

他には硬化療法と呼ばれる注射治療で手の血管をつぶす方法もありますが、

これは太い血管には無効であることが多く、

完全に血管をつぶしてしまうので、血行上あまりよくありません。

細かい血管に限って行うのであれば問題はないかもしれませんが、

より太い血管にはファイバー状のレーザーを血管内に挿入して直接血管を縮める治療が効果的です。

ただし、これにはレーザー治療の豊富な経験が不可欠です。

血管を完全に閉塞させないように注意しながら、細く縮められるように細心の治療を払って治療を行っています。

ここで、当院で治療を受けた方のビフォーアフター写真を紹介します。

写真は、50代の方の治療前後の写真です。

血管が目立たなくなっています。

 

今迄、数百人の方の治療を手掛けましたが、

大きなトラブルは一例もなく、ほとんどの方が満足されています。

引き続き、丁寧な治療を心掛けたいと思っています。

詳しくは[北青山Dクリニック ハンドベイン治療センター]へお問い合わせ下さい。